オニサザエ=鬼の手こぼし=オンノテゴ!
今回のご紹介は牛深産「オンノテゴ」です!
まず初めに、オンノテゴとはどんな貝なのか?
オンノテゴの写真はこちら。
全国的にあまり食されていませんが、
実は大変美味しい貝です。
オンノテゴとは牛深での呼び方で、正式には「オニサザエ」。
「サザエ」と付きますが、実はサザエとは系統的には遠い種類です。
磯に生息しており、管状の棘が無数にあります。
棘がゴツゴツして触ると痛いので「鬼=触ると危険もしくは痛い」
が名前の「オニ」の由来と言われています。
また、見た目は違えど、味はサザエに似てることから
「サザエ」が付くそうです。
生でも美味しいですが、茹でて食べるのが一番美味しいです。
茹で上がりの写真がこちら。
茹でても身が固くならず、甘みが強くて大変美味しい貝です。
食べたことのない方も多くいらっしゃると思いますが、
牛深産オンノテゴ、オススメです!
入荷状況につきましては、毎日更新している
「本日の水揚げ情報」からご確認ください。
茹でる以外のおすすめの食べ方「オンノテゴのエスカルゴ風」
アレンジ料理!白ワインでどうぞ!
材料(1人前)
- オンノテゴ 2〜3個
- ガーリックバター 小さじ3(市販品でも可)
- パン粉 適量
- 酒 適量
- 塩 下茹での水量の3%量
作り方
- オンノテゴが入る適当な鍋に水を注ぎ、塩を加える。オンノテゴを水に入れて火にかけ、沸騰したら中火に落とし15分間ボイルする。
- ザルに揚げて冷めたら貝の蓋を取り除く。食べやすいように前もってくり抜き、切込みを入れた上で殻に詰め直しても良い。
- オンノテゴの身にガーリックバターを塗り、パン粉を振りかけて220℃に加熱したオーブンで10分位、焼き目が付くまで加熱する。
- 香ばしく焼き上がったら器に盛り完成。
もう一品! 「オンノテゴの旨煮」
キリッと濃い味付けのため、日持ちします。
材料(1人前)
- オンノテゴ 2〜3個
- 薄口醤油 100cc
- みりん 100cc
- 酒 100cc
- 砂糖 大さじ7
- 昆布 3センチ角1枚
- 生姜 1カケ
作り方
- オンノテゴを水洗いし汚れを落とす。
- 鍋に分量の調味料と水、オンノテゴを入れて火にかける。
- 沸騰したらスライスした生姜を入れ、さらに沸騰させる。煮詰まったら完成。
- 冷まして器に盛り、お召し上がり下さい。
オニサザエの旬と相場は?
旬は冬〜春にかけて。
夏場は産卵期に入るため身が痩せています。
相場はキロ800〜1300円前後です。
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