あわびってなんで高いの?
アワビと聞くとまず思い浮かぶのは「高級品」というイメージですね。
なぜあわびが高級品なのかというと大きな要因は漁獲量の少なさです。
あるデータによると40年前に比べ漁獲量は4分の1以下に。
アワビの美味しさに惚れた人たちが獲りすぎたこと、
日本全域で海藻が無くなる磯焼けが起きているのが主な原因とされています。
牛深産クロアワビの特徴
現在確認されているアワビは4種類。
エゾアワビ・マダカアワビ・メガイアワビそして王様のクロアワビです。
クロアワビはアワビの中でも最も高級品。刺身で食べるならクロアワビが1番です。
刺身で食べるとコリコリとした食感、火を通すとモチモチッとした食感が楽しめます。
貝の王様をアワビとするならば、アワビの中の王様がクロアワビ。
つまり、王様の中の王様なのです!
そして牛深産のクロアワビについてですが
磯焼けが問題になっている中、牛深の海は海藻が豊富にあります。
ですのでアワビも肉厚で栄養満点!!
王様の中の王様の中の王様といってもいいでしょう。
気になるあわびの相場は?
クロアワビの相場はおおよそ8,000円/k〜であることが多いようです。
高いときでは浜値で10,000円を超える時もある様です。
牛深のクロアワビ漁
牛深のクロアワビ漁はほとんどが素潜り漁。
極寒の海に、牛深の海女さん達が飛び込みます。
禁漁期間が設けられており、
解禁後も、10cm以下のアワビ採捕は禁止されています。
貴重な海のお宝を守れるように様々なルールが取り決められているのです。
クロアワビのおすすめ食べ方
クロアワビのおすすめレシピを帆紹介します!
蒸しあわび
材料(2人前)
- アワビ 2個
- 料理酒 大サジ6
作り方
- アワビは流水でよく洗い、汚れを取る。蒸し器を準備して火に掛け、蒸気を出して温めておく。
- 耐熱容器にアワビを裏返しておき、上から料理酒を振りかけてラップフィルムを張る。蒸し器で30分ほど蒸し上げる。
- 蒸し器から取り出し殻を剥いて肝と身部分に分け、適当な大きさにカットする。
- 殻に戻して完成。蒸したての温かいままお召し上がっても良いですが、冷蔵庫で冷やして冷製でお召しになってもよいです。
- アワビの肝は一緒にお召しになるか、肝を包丁でよく叩いて醤油(材料別)に溶いて肝醤油でお召し上がり下さい。
蒸しあわびアワビのコブ締め
材料(2人前)
- アワビ 1個
- 昆布 2センチ角
作り方
- ペーパータオルに酒を含ませて、昆布を良く拭き取る。
- 適当な大きさにカットした蒸しあわびを重ならないように並べ、余った部分の昆布でくるむ。ラップフィルムをかけ、冷蔵庫で3時間程休ませる。
- アワビを昆布から取り出し、器に盛り付け完成。
- 肝を別で軽く炙り、包丁でよく叩いてポン酢で溶いた肝酢でお召し上がり下さい。
アワビのバターソテー
材料(2人前)
- アワビ 2個(適当なサイズ)
- バター 大サジ3
- 小麦粉 大サジ2
- 醤油 小さじ1
- 塩コショウ 適量
- 料理酒 適量
作り方
- アワビはよく水を洗いし、殻を剥き水気を拭き取る。
- アワビに塩コショウをして分量の小麦粉を全体にまぶす。
- フライパンを準備し、中火にかけてバターを落とし、アワビをソテー
する。すぐに火が入るので火加減に注意。ふっくらと丸まったら火が入っています。フライパンから取り出し、醤油と料理酒を落としてソースを作る。 - アワビを適当な大きさにカットし、皿に盛り付けてソースをかけたら完成。