巷で話題の津本式究極の血抜き。

津本式究極の血抜きを施した熟成魚は、

牛深水産の大人気商品となっています。

一般的な血抜きとは何が違うのか。

津本式究極の血抜きの魅力をご紹介します。

究極の血抜きの魅力

通常の血抜きでは魚に残っている血の50%程しか血が抜けません。

https://ushibukasuisan.com/tsumotoshiki-shitatenin/

通常であれば市場に流通しない魚達がいます。

いすずみ、キッコイ(タカノハダイ)、バリ(アイゴ)などなど。

この魚たちを究極の血抜きで血を完全に抜ききれば、

腐敗が遅くなり市場流通の可能性が高くなります。

この魚達は「磯臭さ」が原因で流通が難しくなっているものの、

身自体はとても美味です。

究極の血抜きと、日本の流通網があれば牛深の捨てられていた魚たちが

全国で日の目を見る日も遠くはない!!!

そんな気がします。

それほど津本式究極の血抜きはインパクトのあるテクニックなのです。

熟成魚(エイジングフィッシュ)の魅力

熟成魚の魅力はなんといても旨味。

この旨味が凄いんです。

具体的に少し込み入った話をすると、魚に含まれるATPという成分が

魚の死後にイノシン酸という旨味成分に変わっていきます。

魚を締めてから直後にはあまり変化はありません。

3日ほど経ったころからこの変化が顕著になってきます。

イノシン酸とは?

イノシン酸とは3大旨味成分の一つです。

<3大旨味成分>

  1. グルタミン酸
  2. イノシン酸
  3. グアニル酸

グルタミン酸は主に昆布や野菜等に含まれています。

イノシン酸は魚、肉等動物性の生き物に含まれており、グアニル酸は干し椎茸等に含まれています。

ちなみにグルタミン酸は母乳にも含まれているそうです。

話がそれましたが、

熟成魚は刺身や寿司以外の料理として使用しても絶品なのです。

煮付け

煮付けの場合はさっぱりとアクが出にくくなります。

塩焼き

塩焼きの場合は脂がまわっているのでふんわりと仕上がります。

そしてそれぞれ、旨味抜群です。

先日、熟成魚のカマを塩焼きにして食べてみたところ

美味過ぎて骨までむじゃぶり尽くしてしまいました。

まとめ

究極の血抜き・熟成、それぞれ物凄くメリットがあり、

魚の価値を高める技術です。

この技術がもっと普及していけば、牛深の、日本の魚の価値が

もっともっと高まっていくこと間違いありません!

今後の展開に期待です!