見た目は悪魔?

虎魚

この漢字読めますか?

オコゼです。

名前の通り勇ましい姿かたちをしています。

横からの写真です。黒々とし、毒針で周囲を威嚇しています。

正面からの写真です。顔つきが悪魔のようです。

美味い魚には毒がある!?刺されて亡くなったダイバーも・・・

こんな人々から忌み嫌われるような形態をしたオコゼ。

が、とっても美味しく高級魚として扱われています。

刺身にしても絶品の味わいです。

が、残念ながら、背びれに刺々しい毒針をしたがえているので、処理には要注意です。

2010年8月5日には沖縄でダイビングインストラクターがオコゼに刺されて亡くなったケースもあります。

見た目で分かるように岩そっくりに擬態します。

海に潜った岩場ではなかなか判別が難しいのです。

そしてトゲが鋭い!ダイビングブーツのゴムすら突き抜けてしまうのです。

ベテランダイバーですら気づかず踏んづけたりして刺されてしまうこともあるのです。

オコゼに刺された!応急処置は?

オコゼは背びれに12〜13個、腹びれ、尻びれには5個の毒トゲを持っています。

刺された症状としては、痛み、腫れ、しびれ。

重症になると、嘔吐、下痢、腹痛、呼吸困難となるそうです。

が、オコゼの毒はタンパク質で熱に弱いのです。

なので、万が一刺された場合は以下の手順がベストでしょう。

  1. トゲを抜く。

  2. 傷口を洗浄する。

  3. 42〜45度のお湯で30分〜90分傷口を浸す。

  4. 病院へ行く。

超希少!黄金色に輝くオコゼが天草牛深で水揚げ!

そんな美味いけどグロテスクで取扱要注意なオコゼですが、なかにはこんな美しいオコゼもいます。

天草牛深で穫れた黄金色したオコゼです。

通常は大体黒色というか岩色なのですが、ごくまれにこんな色したオコゼもあがります。

名古屋城の金のシャチホコみたいで綺麗でしょう?

正面からの写真です。

色が変わるだけで、こんなに可愛らしくなるものかと。

悪魔のような形相から一変、天使のようなお魚様の扱いですね。

気になるお値段や旬、相場は?

時期や産地にもよりますが一般小売価格では1キロ3,000円〜が多いように見受けられます。

平均的なサイズの1尾の重さは300g、これにあてはめると1尾900円の計算となります。

オコゼの旬は全国的に違っています。

三重県などでは夏とされていますが、九州、牛深では冬となっております。

しかし、通年で大きな味のブレはないため、いつでも美味しく頂けます。

オコゼのさばき方

オコゼのさばき方を解説します!

重要なポイントである背ビレの外し方をご紹介!

1.オコゼを〆ます。(背ビレに毒があるので要注意)

2〆たらオコゼを横向きにする。(背ビレに注意してしっかりと押さえる)

3表と裏から包丁で背ビレを外す。

しっかり包丁の先で押さえる。

身と背ビレを裂くように外すと簡単に背ビレが取れます。

後は三枚におろして完成です。

オコゼのおすすめレシピ

おすすめの食べ方「オコゼの丸揚げ」のレシピをご紹介します!

(材料)1人前

  • オコゼ 1尾(約200グラム)
  • 片栗粉 大さじ5
  • ポン酢 適量

(作り方)

  1. オコゼの背びれ(毒針)を切り取り、水洗いし内臓と汚れを取り除く。
  2. オコゼの背びれ側と尻ビレ側から中骨まで包丁を入れ、火が入りやすいよう切れ込みを入れる。
  3. 160℃に温めた油で4~5分間揚げ、3分間休ませる。2度揚げの要領で、170℃の油で3~4分間揚げる。
  4. 器に盛り完成。お好みで塩コショウや薬味を入れたポン酢でお召し上がりください。