それぞれの地域で身近な貝なんでしょうね。今回ご紹介するのがこちらの貝。
グルグルっと巻いてます。巻貝の一種ですね。
正式名称は「マガキ貝」と言います。
天草牛深では「トンピ貝」と呼んでいます。
ほかにも「チャンバラ貝」「カマボラ」「キリクチミナ」「コマ貝」「ツチノボリ」「ツメガイ」「ティランジャー」「トッミナ」「トネリ」「ピンピン貝」「ハセバイ」「ハシリ貝」「ハシリンド」「ハネイソメ」「イジのバイ」「イモガイ」「カマポッポ」「キツケビナ」「キッチョビナ」…他多数。
マガキ貝のおすすめの食べ方!浜茹でに限る!
マガキ貝のオススメの食べ方は「浜茹で」。
作り方は海水で茹でる!以上です!
とても簡単ですね。
食感も程よいコリコリで、適度な甘さがあります。
浜茹ですることでふんわりとした塩加減がさらに貝ならではの旨味を引き立てます。
ビールにも焼酎にもお酒にピッタリの肴になります。
調理する側としても、手間いらず!
お通しに出してもよし、オススメメニューとして出してもよし。
天草牛深ではトンビ貝ですが、地方地方で名前があるので、
お客様の会話の流れややり取りの方言から察して、
それぞれの地域での呼び方でお出ししてあげると感動が生まれるでしょう。
また、マガキ貝の肝も大変美味しいです。
ちょっとだけほろ苦く、つるっとした食感、通り過ぎ去った10代の青春を思い起こすような。
貝の旨味が凝縮され、濃厚なチーズのようだという人も。まさに青春!
そして、貝から身をくねくねっと取り出すときも取り出しやすい
おすすめの一品ですね。
入荷状況につきましては、毎日更新している
「本日の水揚げ情報」からご確認ください。
牛深水産オンラインショップで、トンピ貝が購入できます。
マガキ貝のおすすめレシピ
マガキ貝のおすすめレシピをご紹介!
マガキの旨味
材料(2人前)
- マガキ貝 500グラム
- 水 1リットル(下茹で用)
- 重曹 小サジ4/1(下茹で用)
※旨煮ダシ※
- 水 500㏄
- 薄口醤油 100㏄
- みりん 100㏄
- 料理酒 100㏄
- 上白糖 60グラム
- ショウガスライス 5枚
- ダシ昆布 5センチ角1枚
作り方
- マガキ貝を流水で洗い、汚れを取る。
- 鍋に下茹で用の水とマガキ貝を入れて火にかけて沸騰させ、重曹を入れて中火で約30分ほど茹でる。茹で上がったらザルに移し、流水で軽く洗いアクを流す。
- ダシの調味料と水を鍋に入れて火にかけ、マガキ貝とショウガ、昆布を入れて強火で沸騰するまで加熱する。
- 沸騰が始まったら中火に落とし、コトコトと30分ほど煮詰める。
- 1割程ダシが減ったら味をみて醤油や砂糖で味を調え完成。そのまま冷まして器に盛り付けてお召し上がり下さい。
マガキの酒蒸し
材料(2人前)
- マガキ貝 500グラム
- 料理酒 120㏄
- 刻みネギ 2本(薬味用)
- バター 大サジ2(お好みで)
作り方
- マガキ貝を流水でよく洗い、汚れを落とす。ザルに揚げて準備する。
- 蓋付きの鍋を準備する。軽く熱したらマガキ貝を入れ、料理酒を振りかけて蓋をする(火は強火のまま)。
- 沸騰が始まり吹きこぼれるようなら火加減を調整する(強火の高温でサッと火を通すのがポイント)。沸騰から10分ほどで火が入る。
- 仕上がりにバターを落として香りを付けるのもおすすめ。熱いうちに器に盛り、刻みネギを散らして完成。
気になるお値段や相場、旬は?
マガキ貝の旬は冬から春にかけてです。
一般小売価格では1キロ3,000円〜が多いように見受けられます。
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