全国2位の水揚げ量を占めたこともある牛深

今回ご紹介するのは天草・牛深を代表する魚・イワシです。

その名前の由来は諸説ありますが、「陸に上げるとすぐに弱る」=「弱し」が変化したとの説が有力です。

牛深では戦後間もない頃に、全国2位の水揚げ量を占めたこともあります。

しかし1990年代中期をさかいに、牛深でのイワシの漁獲は減少し、街からも活気が消えてしまいました。。

この牛深を代表してきた魚、「真イワシ」が2023年3月牛深に帰ってきました!!

1日に63トン超の水揚げと約30年ぶりの水揚げ量となり大変嬉しいニュースが飛び込んできました(^^)

このまま、昔のように牛深の港に活気が戻ってくるのを願うばかりです!

海の恵みに心から感謝し、イワシと一緒に私達も牛深に活気を与えれるように頑張っていきます\(^o^)/

イワシのさばき方のご紹介!

イワシのさばき方を解説します!

1.イワシの頭を外します。

2.頭を外したら内蔵を取り除きます。


3.内蔵を取り除き、綺麗に洗ったら、大名おろしでおろしていきます。



4.表、裏ともに大名おろしで完成。

一番おすすめの食べ方は?

イチオシの食べ方は「炙り握り」です。

滴るほどの脂は、大根おろしとの相性抜群。ついついお酒も進んでしまう一品です。

「弱し」な「イワシ」。この時期は究極に「うまし」。

イワシのおすすめレシピ

イワシのおすすめの食べ方「イワシのつみれ汁」のレシピをご紹介!

(材料)2人前

  • イワシ 1尾(約150グラム)
  • ショウガ汁 少々
  • 卵白 2/1個ぶん
  • ダシ昆布 2センチ角
  • 水 300cc(だし用)
  • 薄口醤油 少々
  • 料理酒 少々
  • 塩 少々
  • 片栗粉 小さじ2
  • 薬味 刻みネギや三つ葉を少々

(作り方)

  1. イワシを水洗いし、頭と内臓、汚れを取り除く。
  2. イワシを3枚におろして皮を剥ぎ、包丁で叩き粗ミンチにする。おろしショウガの搾り汁と片栗粉を加えて混ぜ合わせ、ボールにまとめる。卵白は軽くメレンゲ状に立て、ボールにまとめたイワシミンチに軽く混ぜ合わせる。
  3. 鍋にだし用の水を張り、昆布を加えて火に掛け沸騰直前まで加熱する。イワシのつみれをスプーンで形を整えて鍋に入れながら加熱する。沸騰させすぎないよう、火加減に注意して完全に火を通す。昆布を引き上げて、塩と酒で下味を付け薄口醤油で吸い地を色つけする。
  4. 椀につみれを入れて吸い地を張る。お好みの薬味を散らして完成。

気になるイワシのお値段や旬、相場は?

5~8月がまさに旬。

一般小売価格では1キロ800円〜が多いように見受けられます。

平均的なサイズは1尾の重さは100グラム、これに当てはめると1尾80円の計算となります。

牛深を代表する魚!牛深産、真イワシを是非ご賞味下さい(^^)

イワシの入荷状況については

毎日更新している「本日の水揚げ情報」よりご確認ください。

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