「雑節」ってなんぞや?
鰹節は皆さんご存知でしょう。
その名の通り「鰹」を原料としています。
「雑節」とはサバやイワシなど、鰹以外の魚を原料として作られる節の総称です。
“雑”と聞けばなんだかいい響きではありませんが、牛深が全国生産量1位を誇っており、今や牛深の宝になっています!
水産庁長官賞受賞!!
第24回全国青年・女性漁業者交流大会(地域活性化部門)で、牛深の雑節が水産庁長官賞を受賞しました!
https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji0035925/index.html
※天草市ホームページ記事リンク
牛深の雑節は加工場の歴史がすごい。
大正時代に創業し、戦中から続く加工場もあります。多くは戦後に創業されていますが、それでも脈々と引き継がれ、2代目、3代目の若い後継者の皆さんが頑張っていらっしゃいます。
牛深の雑節は「燻製」にこだわりあり。
雑節の製造工程は以下のようになっております。
- 魚をさばいて、海水で炊きあげます。
- 炊き上げた魚を乾燥し冷やします。
- 薪で燻製します。
- 再び乾燥させます。
この一連の流れの「燻製」に牛深のこだわりがあるのです。
品質のばらつきを抑えるために機械を導入。
そのうえで、代々受け継がれてきた職人技による燻製が生きるのです。
以上、雑節の紹介でした。見かけたら是非ご賞味ください!