今回ご紹介する天草牛深らしさを表現する食材はこちらのヒオウギ貝です。漢字で「緋扇貝」と書きます。
見た目も鮮やかなヒオウギ貝
ヒオウギ貝は、ホタテ貝と同じくイタヤガイ科の貝の仲間です。
形状はホタテ貝そっくりですが、見た目は色とりどりです。まさに虹色。赤、オレンジ、黄色、紫、茶色…と様々です。
この熱帯色を彷彿させる見た目どおり、北のほうでは採れません。南九州が一大産地で、天草牛深でも名物となっております。
魚といい、貝といい、南に行けばいくほどラテン系のカラフルな色合いになっていくのはなぜでしょうね。
ホタテ以上に貝柱は肉厚で甘い!食べごたえあり!
見た目はカラフルなヒオウギ貝ですが、中の貝柱はこのようにホタテと遜色ないどころか、それ以上に立派なんです。
このように貝柱だけを詰めたパックも販売されております。
バター焼きにしたら貝の旨味がギュッと閉じ込められて、噛んだ瞬間にジュワッとあふれ出てきて最高です。
こちらはヒオウギ貝の「ビラ」です。貝の接着面をはたしているビラビラしている部分です。
ホタテとは異なり、色鮮やか…というか、ちょっとアレですね。苦笑
見た目がグロいほど濃密で濃厚なエキスが出てくるというのが世の常でもあります。
ヒオウギ貝の旬と注意点
ヒオウギ貝の旬は11~4月です。
生の場合、水揚げから冷蔵保存で2日〜3日。
その後は火を通して食べるのがよいです。
入荷状況につきましては、毎日更新している
「本日の水揚げ情報」よりご確認ください。
簡単、絶品!ヒオウギ貝のバター焼き
- ヒオウギ貝をよく洗い、フライパンによく並べ酒を少々ふりかける。
- 焼きながらバターと醤油も少しずつかけ、火が通ったら出来上がり。
※バターは焼きながら熱いうちにのせるのが、しっかりバターの味がまんべんなくいきわたります。
もう一品! おすすめレシピ
おすすめレシピをもう一品ご紹介します。
ヒオウギ貝のヒモの中華風サラダ
材料(2人前)
- ヒオウギ貝のヒモ 60グラム
- サラダ お好みでベビーリーフやキャベツ、レタスなど
- 中華風ドレッシング
- 砕いたピーナッツや松の実
作り方
- ヒモは流水で軽く洗い、塩を入れたお湯で軽くボイルする。ボイルしすぎると縮んで食感が悪くなるので注意する。
- 食感を生かすため3センチ程の長さにカットする。
- サラダを洗い水気を切る。
- 冷やした器にサラダを盛り付け、上からヒモを散らしながら盛り付ける。ドレッシングと砕いたナッツをあしらって完成。
緋扇貝の気になるお値段は?
一般小売価格では1キロ2,000円〜が多いように見受けられます。
1個が100g程度なので1個200円位といったところでしょうか。
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