その名を轟かせる、天草牛深のキビナゴ。みなさん、召し上がったことはございますか?

2018年の牛深でのキビナゴの水揚げ量は337トン。

337トンとぱっと言われても、想像つきにくいですよね。

トヨタのプリウスが1台1.4トンなので、プリウス240台ほど。

ちょっと大きめの中古車展示場の、全ての車を足し合わせた程度ですね。

そう考えると、337トンは相当な量であることが分かると思います。

産卵期は7月。冬から春にかけてのキビナゴは美味い。

産卵にあたる7月、天草牛深ではキビナゴ禁漁期間となります。なんだってそうですが、魚は産卵前がやっぱり美味い。

体内にたっぷりと栄養を蓄え、身もふっくらとし、脂もノリにノッています。

冬から春にかけての時期は、海水温も低いので、身もぴしゃっと引き締まっています。

脂がのって身がふっくらとしているけれども、引き締まっているという完璧な状態です。

刺し身で食べても、唐揚げにしても最高なのです。

牛深では熊本県内に留まらず、関東、関西向けにも加工されどんどん出荷されてます。

キビナゴの気になるお値段、相場は?

インターネットでも比較的見かけること多いです。鹿児島産はよく見かけますが、天草牛深産はそれほどでないかもしれません。

だいたい1キロ1000円〜2000円といったところでしょうか。

プロトン凍結で簡単に鮮度抜群のキビナゴの唐揚げ

牛深水産の加工品「キビナゴの唐揚げ」もご紹介します。

こちらが片栗粉をまぶして、プロトン凍結したキビナゴ。

このキビナゴをパック詰めした状態で、お届け致します!

プロトン凍結についての詳しい説明はこちら↓

https://ushibukasuisan.com/proton/

この技術で美味しいキビナゴがいつでも簡単に味わう事ができます!

届いたらもう「揚げるだけ」

お店ではもちろん、ご家庭でも簡単においしいキビナゴの唐揚げが出来上がります!

キビナゴの唐揚げは普通の揚げ物に比べ少量の油で揚げられますので、

ご家庭でも簡単に味わえます!

パックに1尾1尾取りやすく冷凍して入れておりますので、

おこのみの量を揚げることも出来ます。

揚げすぎたキビナゴの唐揚げは南蛮漬けにするのがGOOD!

万が一にも揚げすぎて余ってしまったときに使える、

簡単な二次加工レシピをご紹介します!

まずは、キビナゴの唐揚げを用意。

そして玉ねぎ、おこのみの量のニンジンをきびなごに投入します。

だし汁:酢:砂糖:薄口醤油:みりん

7:3:3(酢と同じ体積):1:1

をあわせた南蛮酢を沸騰させ投入。

このときのポイントは

揚げたてのキビナゴに熱々の南蛮酢をかけます!

そうすると、野菜のシャキシャキ感を残したまま漬けることができます!

あとは粗熱が取れるまで落し蓋をして、

密閉容器に移して冷蔵庫で保管!

そうすると、1週間程冷蔵庫で保存できます!

唐揚げ以外のおすすめの食べ方は?

唐揚げ以外のおすすめの食べ方をご紹介します。

キビナゴの甘露煮

材料 2人前

  • キビナゴ 300グラム
  • 水 500cc
  • 砂糖 大さじ2
  • 濃口醤油 大さじ2
  • 味醂 大さじ2
  • 日本酒 大さじ2
  • 水飴 大さじ1
  1. キビナゴを水でよく洗い、ウロコと汚れを取り除く。
  2. 大きめの鍋にキビナゴと水・砂糖・ミリンを入れて火に掛ける。
  3. 沸騰が始まったら日本酒・濃い口醤油を加えて火力を中火に落とす。
  4. コトコトと沸騰する状態の火力で煮詰めていく(落とし蓋を落とす)。9割ほど煮汁が蒸発したら落とし蓋を外して水飴を加えて照りを出す。
  5. 火を弱めて鍋を揺すりながら水分を飛ばし鍋底が見え始めたら完成。火から外し、冷ます。