お正月の定番! 縁起物の魚
今回、ご紹介させていただきますのは「ブリ」です。
刺し身やお寿司、ぶり大根と、定番の料理があり、日本人問わず海外の方からも人気があります。
ブリといえば「出世魚」で知られ、縁起物の代表的な魚でもあります。
出世魚とは、稚魚から成魚までの成長段階において異なる名前を持つ魚のこと。
江戸時代まで武士や学者には元服及び出世などに際し改名する習慣があり、その習慣になぞらえ
「成長に伴って出世するように名前が変わる魚」が出世魚と呼ばれています。
モジャコ→ワカナ→ヤズ→ハマチ→メジロ→ブリ
ブリの成長準での名づけです。
ブリが出世魚であることから立身出世を願う意味で、おせち料理や、お正月の刺し身として食べられています。
お正月でなくても、冬場に旬を迎えて脂ものってくるため、冬を代表する魚として人気があります。
こちらが旬のブリの写真です。
腹側はもちろん背側の方まで脂がのり、とても美味しいです。
とろけるような食感の腹側の「ブリトロ」はたまりません!
入荷状況につきましては「本日の水揚げ情報」よりご確認ください。
おすすめ料理のレシピ
おすすめ料理「ブリの煮びたし」のレシピをご紹介します!
(材料)2人前
- ブリの切り身 60グラム2枚
- カブ 1/4個
- 春菊 2本
- 針ショウガ 少々(吸い口に使う)
- 白だし 表記してある2人前の分量
(作り方)
- ブリの切り身に熱湯をかけ、優しく指で血や汚れ、ウロコなどをこすり落とす。
- 皮をむいたカブを1センチ角に切る。春菊は軸から葉を摘んで鍋で沸かしたお湯で下茹でする。お湯に少々塩を入れると、春菊が鮮やかに茹で上がる。
- 市販の白だしの素を表記の2人前の分量で鍋に張り(吸い地)、コトコト沸騰するぐらいの火加減でブリに火を通す。熱を通し過ぎるとしっとりとした食感が無くなるため注意。
- お椀か大きめのスープボウルを準備して、ブリと吸い地を張り、カブと春菊を飾り付け、針ショウガを散らして完成。お好みで柚子胡椒を加えてもおいしいです。
もう一品 おすすめ料理
もう一つのおすすめ料理「ブリのポン酢焼き」のレシピをご紹介!
(材料)2人前
- ブリの切り身 60グラム2枚
- 長ネギ 1/2本
- ポン酢 大さじ5
- サラダ油 大さじ2
- 有馬山椒 小さじ2(包丁で粗く刻む)
(作り方)
- ブリの切り身とポン酢をポリ袋に入れて軽くもみ、30分程度冷蔵庫で休ませる。
- 長ネギをよく洗い、2センチ幅にカットする。
- フライパンを準備してサラダ油を入れ、温まったら漬け込んだブリとネギを入れてソテーする。ネギやブリに軽く焦げ目が付いたら、漬け込んだポン酢と刻んだ有馬山椒を加え、味を見ながら汁を煮詰めていく。
- プレート皿を準備して盛り付ける。上からフライパンのソースを絡めてできあがり。
ご家庭でも簡単に出来ますので、ぜひお試しください^_^
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