タコ消費量世界一の日本!
みなさまご存知でしたか?
日本は世界で一番タコを消費する国なのです。
日本国内では毎年3万7千トン前後が収穫され、さらにはアフリカや中国からも輸入しているとの事。
全世界の消費量のうち60パーセントを日本人が食べているそうなんです。
海外ではデビルフィッシュとして宗教上の理由により忌み嫌う国もあるそうです。
こんなに美味しいのに。ほんと食わず嫌いですよね。
タコを食べる時に「あ〜日本人で良かった」と感謝の念が浮かばずにいられません。
今回ご紹介するのは熊本天草のイイダコ(飯蛸)です。
イイダコの特徴
イイダコは真蛸の仲間で小型のタコです。
重さは1匹あたり300〜400g前後。
クセもほとんどなく、火を通しても固くなりづらいなど、
料理の面ではとても使い勝手が良いんです。
イイダコの一番の特徴は、
「玉有り」「玉無し」の表示。
イイダコに「飯」という文字が付く由縁はここにあるのです。
イイダコは玉有りがやっぱり人気
写真は玉有りのタコの写真です。
雌には飯粒みたいな卵がギュッと頭に詰まっており、ここから飯蛸という名前が付いたそうです。
この部分を玉とも呼んでいます。この玉が極めて美味なのです。
いまやタコ消費量世界一の、タコを食べ尽くす日本人の創意工夫は素晴らしいです。食べ方も本当に様々です。
- 煮付け
- 煮物
- 唐揚げ
- トマト煮
- 山椒煮
- 刺し身
- 塩コショウ炒め
- 旨煮
- パスタ
などなど。調べるといくらでもレシピは出てきます。
玉を味わうならやはり煮付け系でしょうね。ご飯のお供でも合うし、酒の肴としても最高です。
焼酎や日本酒なんかと合わせると最高ですね。いくらでもチビチビ飲み続けられます。
気になる旬、相場は?
イイダコは春から夏にかけてが旬です。
価格は玉有りが2,500円/k前後
玉無しが1,500円/k前後
となっております。
家庭でも簡単にできるイイダコの旨煮レシピ
イイダコの旨煮レシピをご紹介します!
まずは通常のタコ同様、塩揉みし水洗い、くちばしと目を取り除きます。
うまくち醤油:みりん:酒:白出汁:砂糖を
1:1:1:5:1
の割合で鍋に投入し沸騰させます。
2本足又は4本足までカットしたイイダコを鍋に投入。
頭も一緒に投入しましょう。
キッチンペーパー等で蓋をしてタコに8割くらい火が通るまで煮て、まな板へ。
あまり火を通し過ぎると固くなってしまうので8割くらい火を通して
予熱で中心まで火を通します。
その間、煮汁はもう少し煮詰めて置きましょう!片栗粉等でとろみをつけても良いです!
一口大サイズにカットし、煮汁と合わせて盛り付ければ完成!
イイダコはサイズも小さいので非常に使いやすいです!
ご家庭でも簡単にできるレシピですので、是非一度お試しください!
もう一品! イイダコとワカメの酢みそ和え
もう一つのおすすめの食べ方「イイダコとワカメの酢みそ和え」のレシピをご紹介します。
材料 2人前
- イイダコ 1匹
- ワカメ 80グラム
- 酢みそ 大さじ4
- 木の芽 適量
作り方
- タコはヌメリを取り、頭と足に切り分けて食べやすい大きさにカットし、沸騰したお湯に2分間程度くぐらせる。煮えすぎに注意(固くなります)。
- 冷水に落とし、粗熱を取る。
- ワカメは水でよく洗って汚れと砂を取り、沸騰したお湯にくぐらせて緑の鮮やかな色になったら冷水に落とす。食べやすい大きさにカットする。
- タコとワカメを和え込み、酢みそ大さじ2を加える。和え衣とし、食器に盛り込み、残りの酢みそを上からかけて木の芽を散らす。