平べったい姿が特徴!見た目とは違って意外と超高級品!
こちらの写真はウチワエビ。
なにかのアニメか漫画の怪獣役で出てきそうな姿をしています。
全体的に平たく団扇のような姿をしていることから、その名がついたそうです。
そんなウチワエビですが、最近では美味しさが飲食業界で広まり、
東日本では伊勢海老級の高級品として扱われています。
こんな姿をしていますが、実はセミエビの仲間で、とっても濃厚な味。
伊勢海老と比べ殻が柔らかいのでキッチンバサミで切れるのも特徴です。
ウチワエビは西日本でしか獲れない
基本的に西日本でしか獲れないため、
これまで東日本ではほとんど知られていませんでした。
しかし近年その美味しさが広まり、
東京・豊洲市場にもちらほら現れるようになりました。
あまり身が入っていない様に見えますが、
開いてみると身がびっしり。
歩留まりもエビの中では高い方です。
ゾウリエビとの違い
ウチワエビとゾウリエビは姿が似ていますが、違いはどこにあるのでしょうか。
よく見ると、見た目や形が違います。
- ウチワエビ→丸みがなく平 ゾウリエビ→丸みがあり、ウチワエビよりも長さがある
- ウチワエビ→明赤色 ゾウリエビ→暗褐色
- ウチワエビ→頭から胸までのギザギザが細かく鋭い ゾウリエビ→ウチワエビに比べるとギザギザの幅も大きく、鋭くない
ウチワエビの気になる旬・価格は?
ウチワエビの旬は秋頃。
だいたい1kg/2,500円〜3,000円前後で取引されています。
小型のサイズなので1尾200g前後、1kあたり6尾前後になります。
入荷状況につきましては、毎日更新している
「本日の水揚げ情報」からご確認ください。
ウチワエビの塩ゆで
まず、曲がらない様にウチワエビに串を通します。
塩水(塩3%程度)を沸騰させ、ウチワエビを投入
!!
元気過ぎて竹串を折ってしまいました。。。
竹串を3本にして5分程茹でます。
綺麗な色になりました!
ポイントは茹で上がったら水を足して、
だいたい60度前後になるように温度調整をし、粗熱が取れるまでお湯につけます。
粗熱が取れる前に陸上げしてしまうと綺麗な甲羅が白くなってしまいます。
粗熱がとれたら1刀両断!!
そのまま盛り付ければ完成です。
お箸で身を掴むと綺麗に全ての身が甲羅から剥がれ落ちます。
シンプルな味付けですが、ウチワエビの旨味が物凄くあるので
かなり美味しく頂けます!
海鮮好き・海老好きにはたまらない1品だと思います!
塩ゆで以外のおすすめの食べ方 ウチワエビの浜焼き
塩ゆで以外のおすすめの食べ方である「ウチワエビの浜焼き」のレシピをご紹介します。
材料(1人前)
- ウチワエビ(1尾)
- 塩(適量)
- 二杯酢(適量)
作り方
- ウチワエビに串を打つ。(焼いた時に曲がりを防ぐため)
- ウチワエビに塩を振り魚焼き器で焼く。(4〜5分間)
- 焼き上がったら器に盛り、二杯酢でお召し上がり下さい。
ウチワエビの浜焼きに合おうお酒
生ビール
さらにもう一品 ウチワエビの味噌汁のレシピ
「ウチワエビの味噌汁」のレシピをご紹介します。
材料(1人前)
- ウチワエビの頭、刺身の残りで可
- コンブ(1cm角切り)
- 米みそ(適量)
- 薬味(刻みネギ・アオサ)
作り方
- 刺身で残った頭を半分にカットし、手鍋に適量の水を張り、昆布を入れて火にかける。
- すぐにエビの頭を入れアクを引きながらコトコト沸騰させる。(15〜20分位)
- 出汁の量で加減した米みそを溶き入れて味を決める。(濃いなら差し水し薄めて下さい。)
- 再度、沸騰したら(煮えばな)薬味を入れる。
- 器にエビの頭を盛り汁を張ってお召し上がり下さい。
ウチワエビの味噌汁に合うお酒
冷の甘口の日本酒
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