石鯛とはどんな魚?

磯の王者!石鯛!

高級魚としても知られており、釣りキチならヨダレが出る魚です。

もちろんお値段もはり、高級店でしかお目にかかることがないでしょう。

比較的浅い岩場に生息しています。

数も少なく高級魚なので、磯釣りで石鯛がひけたら感動モノです。

また顎が強く成魚になると、甲殻類や貝類、ウニ類などもその強靭な歯で噛み砕いて食べてしまいます。

旬は初夏の6月です。

石鯛はクチグロとも呼ばれる

写真の上がまだ子供の石鯛です。小石鯛と呼ばれる事も多いです。

くっきりはっきりときれいなしま模様が特徴的です。

サイズは600g前後です。

それに対して写真の下が成魚になった石鯛です。

どうですか?

違いがわかりますか?

一つはしま模様が薄くなっている事に注目です。

成長とともにしま模様がぼやけていくのです。

大きくなればなるほどしま模様が薄れ、どんどん青みをおびた銀灰色になっていきます。

もう一つ違いがあります。

口の周りに注目です。

このように大人になるにつれ口の周りが黒くなっていきます。

だから「クチグロ」とも呼ばれることも多いです。

ちなみに天草牛深では石鯛の事を「フサ」と読んでいます。

理由は。。。?ですが、昔からそう呼ばれています。

高級魚・石鯛の味は?

高級店や寿司屋で重宝される石鯛。

白身魚で、皮をひいた見た目は鯛に似ています。

が、その食べごたえは別格です。

しっかりとした身質で、ゴリゴリ・ブリブリしてます。

新鮮さを十分に感じることができる魚です。

同時に上品な甘さとほんわかした磯の香りも楽しめます。

入荷状況につきましては、毎日更新している

「本日の水揚げ情報」からご確認ください。

石鯛のおすすめレシピはこちら!

石鯛のおすすめレシピをご紹介!

石鯛の焼き切り

材料(4~5人前)

  • 石鯛の柵、生食用 約400グラム
  • 塩 適量
  • 氷水 適量

※薬味※

  • 千切りミョウガ 2個
  • 刻みネギ 3本
  • 大葉の千切り 4枚
  • タマネギスライス 4/1個

作り方

  1. 柵取りした石鯛の身をよく拭き、水分を取る。皮側の表面にまんべんなく強く塩を振る(強めに振ることがポイント)。薬味は混ぜ合わせて冷蔵庫で冷やしておく。
  2. バーナーやガス台の火口で塩がついた皮側を強く炙る(この時、金串や焼き網を使う)。皮が反ってきますので炙る角度や距離を調整しながら十分に焦げ目が付くまで炙ります。
  3. 焦げ目が十分についたらすぐに氷水に落として、粗熱を取る。氷水から身を取り出し、水分を拭き取えう。バットなどに入れて冷蔵庫で2時間程休ませる。
  4. 刺身の要領で切っていき、薬味をあしらったら完成。刺身醤油やポン酢でお召し上がり下さい。

石鯛のあら炊き

材料(2人前)

  • 石鯛のカマ付き頭 1個
  • 濃い口しょうゆ 80㏄
  • 赤酒 80㏄
  • みりん 80㏄
  • 上白糖 50グラム

※あしらい物※

  • 素揚げシシトウ 2本

作り方

  1. 石鯛の頭を半分に梨子割りし(鮮魚店で割ってもらった方が無難)、霜降りして血とウロコや汚れを取り去る。
  2. 頭の大きさに合った鍋を準備し、頭を入れる。醤油、赤酒、みりん、砂糖を加えて火に掛けて沸騰させる。沸騰が始まったらアルミ箔を落とし蓋として被せる。
  3. 鍋から煮汁が溢れないように火加減を調整しながら、約10分間火を通す。煮汁が半分量になるまで煮詰め、照りが出てきたら火を止める。
  4. 器に盛り付け合わせを飾ったら完成。

石鯛のアラ汁

材料(2人前)

  • 石鯛の中落ち 適量
  • 昆布 3センチ角
  • 薄口醤油 大サジ3
  • 料理酒  大サジ3

※汁の実※

  • カット生ワカメ 適量
  • 刻み三つ葉 2~4本

作り方

  1. 石鯛の中落ちを食べやすい大きさにブツ切りし、別に準備した熱湯をかけて血とウロコや汚れを取る。
  2. 鍋に500㏄の水を張って、昆布と良く水洗いした中骨を入れて火にかける。
  3. 沸騰が始まる直前に火を弱め、沸騰をおさえながら約20分程度コトコト炊く。
  4. アクを取りながら昆布を取り下げ、醤油、料理酒で味をととのえる。
  5. 吸い物椀に中骨から盛り、刻んだ三つ葉、ワカメをのせて吸い地を張ったら完成。

石鯛の気になるお値段は?

一般小売価格では1キロ5,000円〜が多いように見受けられます。

平均的なサイズの1尾の重さは1.5kg、これに当てはめると1尾7,500円の計算となります。

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