いつもお読みいただきありがとうございます。今回は牛深水産のある一日をご紹介します。

普段はお客さまからご注文を受けた商品を当社で水揚げし、さばいて配達するのが当社の業務。

社内で完結するため外に出ることもほとんどありません。業務風景は、なかなかお客さまや外からうかがいしれないわけです。

ですが、先日、スーパーに実演販売に赴き、外に出る機会がありましたので、その様子をご紹介いたします!

駐車場の特設会場で魚を締めるという荒業決行!

今回は、長洲町にある「ユーマートとくなが」さんにご協力をいただき、駐車場に魚を締める作業場が登場。

ユーマートとくながさんは地元農家野菜や各地の厳選素材、無添加良品に力を入れてらっしゃる地域密着型スーパーです。

なんという心意気でしょう。チャレンジ精神旺盛です。

牛深港直送ののぼりもご用意いただき、テンションあがりまくりです。

作業台の上に魚を締めるスポンジを用意し、その隣には締めた魚を血抜きする氷いっぱいの青いバケツを準備しました。

そして、いよいよ活魚車の到着です。

牛深水産(株)の赤いロゴがはいった活魚車が到着。最先端装備の日野トラックを改造したものです。

早速魚を荷降ろししていきます。

生きたまま漁港から運ばれてきた魚は新鮮そのもの。暴れないようにとにかくスピード!スピード!スピード!

すぐさまエラを掻っ切って血抜き、神経締めまでもっていきます。

写真の右側が牛深直送の3秒前までゆうゆうと泳いでいた石垣鯛、左側がハンタとクロですね。

どう猛なウツボも神経締めします。本当に凶暴で、噛まれたら指がなくなるほど力が強いんです!なので二人がかりで慎重にかつスピーディに背骨に針金を通していきます。

ウツボはほんと大変です。まず締める時に首を断ち切らないといけないわけですが、相手も生死がかかっているものだから、動きまくるわけです。こちらに牙をむいて噛み付いてきます。

店内で天草牛深直送の鮮魚を実演販売

ついさっきまで活きていた魚をお客さまのご要望どおりに捌いてご提供させて頂きました。

三枚おろしだったり、刺し身にしたり。本当に贅沢ですよね。ついさっきまで生きていた魚ですから。

ほかにもさまざまな商品を販売させていただきました。

オジサン、イサキ、豆赤魚、レンコ鯛…、

カワハギ、大人気のきびなご!

ほかにもクロ、ハンタ、ヤリイカ、

石垣鯛、ウマヅラハギ。

今の時期が旬の天草牛深で穫れる魚オールスターが勢揃いという感じでした。

物珍しさも手伝って、お客さまも目がランランとして購入されていかれる姿が印象的でした。

大盛況に終わった、牛深水産の出張販売。今後も不定期に開催されるかもしれません。

開催される場合にはお知らせしていきますので、お近くの方はぜひお立ち寄りください!