顔の見た目から「オジサン」

ピンク色の色味に、どこかとぼけた、愛嬌のある表情。どんな名前かご存じですか?

ヒントは顔の見た目です。

正解は、なんと「オジサン」!

年間を通して水揚げされ、季節によってあまり味が変わらないのが特徴です。

名前からは想像できないほど美味

鱗は大きく薄く取りやすく、下処理も簡単。皮は厚く、ほのかに甘い香りがします。

身は、透明感のある白身でクセがない。骨、皮などからも、味わい深い出汁が出ます。

全身余すことなく使えるんです。

お刺身は、滋味豊かな味わい。身にも十分な旨味がありますが、皮霜造り、焼き霜造りなど、皮を生かせば独特な味わいになります。

皮にも身にも甘みがあり、滋味豊かなオジサン。

お手頃な価格帯ながら、使いやすく、味が良い。なかなか市場に出回っていませんが、オススメの魚です!

地元の漁師さんに話を聞くと「以前は奇妙な見た目から廃棄されることも多かった魚。

今ではしっかり値段が付き、お店で提供するとお客さんとの話のタネになるそうですよ」と教えてくれました!

相場はKあたり1000~1500円です。

旬は秋から冬にかけて。

入荷状況につきましては、毎日更新している

「本日の水揚げ情報」からご確認ください。

おすすめレシピ「オジサンとタケノコの木の芽和え」

おすすめの食べ方「オジサンとタケノコの木の芽和え」のレシピをご紹介します。

  • 材料 4人前
  • オジサンのフィレ1枚 700グラムサイズ
  • タケノコ半分(水煮パックでも可) 約200グラム
  • 木の芽味噌(市販品で可) 大さじ8
  • 木の芽 適量

作り方

  1. オジサンの身は骨を抜き皮を付けたまま親指の爪位のサイコロ状にカットし、沸騰したお湯にくぐらせて湯引きする。冷水に落とし、粗熱を取る。
  2. タケノコは下茹でしてアクを取り、湯引きのオジサンと同じくらいの大きさにカットする。
  3. オジサンとタケノコを混ぜ合わせ、大さじ4の木の芽味噌を和え込み、下衣とする。
  4. 器に盛り、残りの木の芽味噌をかけて木の芽を散らして完成。

もう一品! おすすめレシピ

おすすめレシピをもう一品ご紹介します。

オジサンの骨蒸し

材料(2人前)

  • オジサン1尾分 約700グラムサイズ
  • エノキ 2/1パック
  • シイタケ 2個
  • 長ネギ 4/1本
  • 葛きり 戻したものを約50グラム
  • 三つ葉 2/1パック
  • 料理酒 大さじ6
  • 塩 適量
  • 薄口醤油 適量
  • 薬味(刻みネギ、モミジおろし、ポン酢) 各適量

作り方

  1. オジサンは水洗いして内臓や血、汚れを洗い流してブツ切りにカットする。沸騰したお湯で軽く湯通しして臭みを取る。
  2. エノキ、シイタケ、長ネギを適当な大きさにカットする。ブツ切りにしたオジサンと分量の料理酒とともに大鉢など大きめの器に入れ、蒸し器で20分ほど蒸し上げる。
  3. 蒸し上がったら器に溜まっている汁を適当な鍋に移し、分量の塩と醤油で味を整える。
  4. 器に蒸し上がったオジサンと、野菜を盛り付けて味を整えたスープを注ぎ完成。薬味とポン酢でお召し上がりください

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