天草を代表するカニ!ワタリガニ
今回ご紹介させて頂きますのは、ワタリガニ!(ガザミ)
ワタリガニは英語でswimming crab(泳ぐカニ)と言われ、その名の通りワタリガニの名前の由来は泳いで渡ることからです。
天草のワタリガニは有明海全域で獲れます。
ワタリガニの旬はオスとメスで違います。
まずオスの旬は、7〜11月です。
この期間のオスは身づまりが良く、身の甘さも最高!
この期間に食べるべきなのはメスではなく、オスです!
続いてメスの旬は、11〜4月。
ワタリガニのメスは、なんと言っても内子(卵)がおすすめ!
身の甘さはオスに比べると落ちますが、内子は最高に美味いです。
蒸しても良し!焼いても良し!色んな味を楽しめます。
オスとメスの見分け方について写真と合わせて解説します。
オスは下の通り、腹部にある「ふんどし」の幅が狭いです。
メスはオスに比べ、腹部の「ふんどし」の幅が広い。
旬の時期の違い、見分け方をぜひ参考に、美味しくいただきましょう(^^)
ワタリガニの注意点
エラは食べないほうが良い!
エラは呼吸する部分で、海水と接している部分でもあります。そのため、雑菌が付着している可能性が高いです。
ワタリガニのさばき方
いざワタリガニを目の前にすると、どうさばいてよいかわからない方も多いのではないでしょうか。
ワタリガニのさばき方について解説します。
- ワタリガニの腹の部分にあるふんどしを取り、甲羅をはがします。
- 甲羅側についてる砂袋、腹側にある口と、がにを取ります。
- 半分に切って完成です。
ワタリガニの値段と相場
オスは2000/k〜2500/k、メスは2500/k〜3500/kです。
入荷状況につきましては、毎日更新している
「本日の水揚げ情報」からご確認ください。
牛深水産オンラインショップで、熊本天草の牛深産 渡り蟹(ワタリガニ)が購入できます。
次に、ワタリガニのおすすめの食べ方とレシピをご紹介させていただきます。
茹でワタリガニ
材料
- ワタリガニ
- 水2L
- 塩60g
作り方
水に塩を入れて良く溶かし、ワタリガニを入れて火にかける。
沸騰したら約15分で茹で上がります。粗熱をとってお召し上がりください。
※茹で汁は約3%の塩分濃度が良いです!
焼きワタリガニ
ワタリガニをグリルや魚焼き網で香りが出るまで焼いて完成!
TEHシンプル(^^)
味噌のついた甲羅に、熱燗を注いで甲羅酒でもいかがでしょうか!
お酒の肴に美味しいお酒!言ううことありませんね(^o^)
ぜひ一度、ご賞味ください!
茹でる、焼く以外のおすすめレシピ
茹でる、焼く以外のおすすめの食べ方「味噌汁」「トマトクリームパスタ」のレシピをご紹介します!
ワタリガニの味噌汁
材料(2人前)
- ワタリガニ 1杯
- 水 500㏄
- 昆布 3センチ角
- 味噌 大さじ2~3
※つけ合わせ※
- 刻みネギ 2本分
- 七味唐辛子 お好みで
作り方
- ワタリガニは甲羅を外してエラを取り去り、オサや足先など余分な部位をカットして食べやすい大きさに切り分ける(4分割位が鍋に入りやすい)。
- 鍋に分量の水とカニ、昆布を入れて火に掛ける。
- 沸騰後、アクが多く出るため、火加減を中火か弱火に落として沸騰を抑えアクを取りながら15分間煮る。
- 味噌を溶き入れながら味を調え、軽く沸騰させる。
- 椀にカニと汁を張り、刻みネギを散らして完成。お好みで七味唐辛子の香りでお召し上がり下さい。
ワタリガニのトマトクリームパスタ
材料(2人前)
- ワタリガニ 1杯
- パスタ茹で麺 150グラム
- 刻みニンニク 1片
- EVオリーブオイル 50㏄
- 白ワイン 50㏄
- カットトマト水煮缶 400グラム
- 生クリーム 100㏄
- 塩コショウ 適量
- 粉パルメザンチーズ 適量
- 刻みフレッシュパセリ 適量
作り方
- ワタリガニはエラや余分な部位を切り取り、食べやすい大きさにカットする。
- フライパンを準備して刻みニンニクとオリーブオイルを入れて火に掛ける。
- ニンニクの香りが立ったらカニを入れて中火で炒める。
- カニの表面が赤くなったら白ワインを加えてフランベする。
- トマトの水煮を加えて煮詰めていき、生クリームと茹でたパスタを入れ、塩コショウで味を調えながら全体を絡ませる。
- 器に盛り付け、好みの量の粉チーズとパセリを散らして完成。
牛深水産の公式LINEアカウントでも最新の水揚げ情報を配信しております。ぜひ友だち追加お願いいたします。
牛深水産オンラインショップで、熊本天草の牛深産 渡り蟹(ワタリガニ)が購入できます。